畑耕してみる!
2021/10/09

野菜を作るためには、土を耕し、肥料を与え、畝(うね)を作ることから始まります。畝とは、畑に野菜を植えるために土を盛りあげたものです。
畝を作ることで水はけをよくし、また植えた場所と通路の区別にもなります。畝は野菜のベッドのようなもの。神経質になる必要はありませんが、丁寧に作業していきましょう。
1.畝作りで用意するもの
鍬…土を耕す
スコップ…畝を作るときにあると便利
シャベル(移植ごて)…いろいろと必要
肥料…牛糞、鶏糞、油粕、etc... ※私たちは農薬は使用しません。
マルチ…土の表面を覆うビニールのこと。これをすると保温・保湿、雑草予防等ができます。
マルチカッター…畝を覆ったマルチに穴を開け、種や苗を植えます。
マルチ止め…張ったマルチを止めるもの
板…畝作りに活躍します。メジャーにもなります。
2.畝ができるまで
(1)まずは土をフカフカにするために、畑全体を鍬で耕します。
ゴロゴロしている土の塊があったら、鍬で砕きます。
雑草は抜くか、まぁ多少はそのまま埋めても大丈夫だと思います。肥料になるので。
(2)畑の面積のうち、畝をいくつ作るか決めます。私たちは、15㎡で5畝を作ることにしました。
(3)土に肥料を加えて土になじませたら、畝を作ります。メジャーや測るもので、畝を作りたいポイントへ土を盛っていきます(鍬で畝の周りの土を掘って、畝に盛る)。畝っぽい形ができたら、今度は板を使って畝の側面をパンパンしていきます。長方形の古墳を作るイメージで、畝の表面も板で平にしていきます。こうして畝は完成です。
(4)最後に、畝にマルチを張ります。マルチ張りは2人いればやりやすいです。1人の場合は、先に畝の片側2箇所の角をマルチ止めでマルチを抑え、マルチを持ちながら反対側へ移動すればいいと思います。マルチを張って畝の角全てをマルチ止めで固定したら、マルチの端(畝からはみ出た部分)を土で被せます。そうすると、写真のような畝が完成します。
これを5つ分作るのに、2人で4時間程度掛かりました。かなり疲れました!
3.種まき・苗植え
作業をしていると隣の区画の畑利用者さんから余った苗をいただきました!有難い!
有機肥料が土になじむまで1,2週間かかると言われていますが、せっかくいただいた苗はその日のうちに植えることにしました。
今日苗を植えたのは、
ブロッコリー×2と、リーフレタス×2、フリルレタス×3です。
苗を植え、水をたっぷりとやって、今日の作業は終了です。
苗を植えるときはマルチカッターで植えたいポイントを開けます。